皆さんこんにちわ

北方接骨院内田です!

最近は気温もかなり下がり、葉も色付き始め秋を感じる日が多くなりましたね!

さて、今日は骨盤の歪みについて書いていこうと思います。

近年骨盤矯正ブームにより骨盤という言葉は随分浸透してきましたね!

「骨盤が開いてる気がする」とかね。

さて、僕たちも治療の中に骨盤の状態の改善を取り入れているんですが、

話をしていく中で、いわゆる「骨盤の歪み」とはなにか具体的にご存知ない方が意外に多いのです。

というのも、

骨がぐにゃんと曲がるイメージで話される方が意外といて、

話がかみ合わないことが結構あったんです。

もちろん骨はそう簡単には曲がりません。

じゃあなぜ歪むという表現が使われるのか。

ということで今回は腰痛ともかかわりのある、仙腸関節について

書いていこうと思います。

仙腸関節とは骨盤を構成する骨の仙骨と腸骨の間の関節なので仙腸関節と言います。

分かりやすいですね。

この関節、あまり動いているイメージはないと思うんですが、

実は3ミリぐらい動いているんです。(開いたり閉じたり、前に行ったり後ろに行ったり)

この関節が、ある形で動かなく固まってしまうと、

そちら側の腸骨が前に行ったり後ろにいったりしたまま元に戻らなくなります。

その状態を、「骨盤が歪んでる」と表現する。

ことが多いんですね。

なので当院では、この関節の動きの悪さを改善したり、

正しい位置に戻してあげる治療をしたりしてます。

仙腸関節の役割ですが、一言でいうと上半身と下半身の間の衝撃吸収分散機構です。

車でいうサスペンションみたいなものです。

骨盤が「ゆがむ」ということは二つの問題が起こります。

1、ある衝撃が身体に加わったとき、方向によっては衝撃吸収の機能が働かない。

2、通常、左右均等に「ゆがむ」ことはないため、衝撃の分散が左右に偏る。

上記のようなことが起きるとどうなるか?

なんとなくお分かりいただけるのではないでしょうか?

サスペンションが働かないと衝撃は車体のフレーム(腰椎などの骨格)やエンジンなどの駆動系(筋肉や内臓)に直接行ってしまうわけです。

本来ならなんともない出来事が痛みや損傷の原因になってしまうんです。

2、だと車体(身体全体)にかかってくる負担が特定の場所に集中します。

上記の様に、その負担は長距離走れば走るほどじわじわ他の場所に負担をかけ、全体の大きなゆがみを作っていきます。

ようするに言いたいことは「痛いのに無理やり使ってもいいことない」っていうことなんです。

ゆがみをとることは大変なことです。

早めのメンテナンスをオススメします。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。